ちょうしフラット通信

「素人です、何もわかりません」保育所から鉄工所への転身

2018年9月1日

今回の記事は、銚子市役所が発行する「広報ちょうし」9月号の「ちょーぴーのI♡銚子」とコラボして作成したものです。
広報ちょうし平成30年9月号 (16.ちょーぴーのI♡銚子 第34回 うちの会社は日本一!加瀬喜朗さんの巻

銚子駅からほど近くにある稲荷鐵工株式会社。溶接や機械加工を請け負う会社で、主力は分離機の部品製造。創業250年と大変長い歴史があります。
そんな稲荷鐵工株式会社の歴史や技術力も興味深いですが、次期社長で、現専務取締役・加瀬喜朗さん(37)の経歴も語るべきことばかり。

加藤さんは、東総地区で初めての男性保育士として旭市の公立保育所に勤務した経歴を持ちます。
男性ならではの苦労もあったものの、「思いっきり遊んであげるとか男性の自分が得意なことをやろう」と気持ちを切り替えて子供たちと接していくうちに、「先生のクラスで良かった」 「今日も楽しかった」と言ってもらえるまでに。
しかし、6年前に結婚が決まり、ぼんやりと将来への不安を抱えるようになった頃、妻の実 家の家業に跡継ぎがいないことを聞かされます。
「ならば自分が」と稲荷鐵工(株)の後継者になる一大決心をした加瀬さん。

あいさつ回りでは、「素人です、何もわかりません」と正直に言ってまわったとか。それが印象的だったのか、仕事をもらったり教わったりと、業界の先輩方に支えられて今日の加瀬さんがあるそうです。
現在は、製品管理、材料手配、営業、接客と、幅広い業務をこなし、社内の指示出しも一任されています。「若い人が 元気なまちになるには雇用が欠かせません。銚子に貢献するためにも、これからもっと若い職人を育てていきたいです」と話してくれました。

今回の記事は、銚子市役所が発行する「広報ちょうし」9月号の「ちょーぴーのI♡銚子」とコラボして作成したものです。
広報ちょうしの記事では、加瀬さんの経歴や「日本有数」だと自負する稲荷鐵工(株)の技術力が詳しく紹介されています。加瀬さんには意外な「もう一つの顔」もあるんだとか。
詳しくはこちら広報ちょうし平成30年9月号 (16.ちょーぴーのI♡銚子 第34回 うちの会社は日本一!加瀬喜朗さんの巻