「黒潮美遊は唯一無二」吉橋由花さん【黒潮よさこい祭り開催直前インタビュー④】
2019年11月21日
今年で16回目を迎える、銚子の秋の人気イベントのひとつ「黒潮よさこい祭り」開催間近!
ちょうしフラット通信は、銚子のYOSAKOIチーム「黒潮美遊」の団長をはじめ、メンバーの皆様にインタビューさせていただきました。
こちらの記事では、黒潮美遊の吉橋由花さんに伺った、今年の黒潮よさこい祭りの見どころや思いをご紹介します。
黒潮美遊所属歴:16年
役職:庶務
黒潮よさこい祭りの見どころ:グルメ&旧車ショー
吉橋さんの経歴
船橋生まれの吉橋さん。お父様の仕事の関係で神奈川、東京、埼玉と転々とし、中学一年生の時にご両親の実家の飯岡(現 旭市=銚子市の隣)に引っ越してきました。
ハタチで結婚し、その後銚子に住んでいます。
新聞社、接客業などを経て、現在はバス会社で働いています。
黒潮美遊に参加したきっかけ
同級生でもある団長(鈴木智仁さん)に「こんなの始めたからやってみないか?」と誘われたことがきっかけでした。しかし、その時は「無理無理」と断った吉橋さん。
その後、偶然にも息子さんの中学のお母さんたちに、「その年の黒潮よさこい祭りに出てみない?」と誘われ、「たった1回、2ヶ月やるなら頑張れるかな?」と、35歳からよさこいを始めました。
「やってみたら楽しくて!!」と吉橋さん。
その後、町内のお祭りに黒潮美遊が来ていたのを見て、黒潮美遊に入ることに。
「…かっこよかった!Tシャツに黒いパンツでただ乱舞曲を踊ってただけで、今やってるのとは全然違うんだけど、すごくかっこよかった」
黒潮美遊での役職・役割
吉橋さんの黒潮美遊での役職は『庶務』。
「なにそれ?って思うと思うんですけど、つまり、なんでも把握して、気が付いた時に手を差し伸べる役割なのかなと思っています」
前任がいなかったため、最初は戸惑いもあったそうですが、今ではメンバーの相談役のようなポジションに。
さらに、実行委員会では『渉外』を担当しており、申込書集め、参加チームとのやりとりなど、業務は多岐に渡ります。
最近ではお孫さんも生まれたので、仕事、黒潮美遊の活動に加え、忙しい毎日を送っているそうです。
黒潮美遊での苦労・喜び
「人が多いと人間関係もいろいろありますし、練習とかも辛いことはたくさんあります」
「なんでこんな辛い思いしてまで…」と思うこともあるそうですが、それでも続ける理由は「踊ってるその瞬間が楽しいから」と吉橋さん。
黒潮美遊の魅力や思い
役職柄、イベントの申込書を書くことも多い吉橋さん。その際には必ず『唯一無二』という言葉を入れているそう。
「鈴木大心プロデューサーになってからは、よさこいのジャンルからは離れてるって考えている人もいると思うし、よさこいの審査には好みもあって、ソーラン系が好きな人はうちのことは多分好きじゃないと思うんです。でも、勝つために美遊らしさが揺らいでほしくない」と、黒潮美遊らしさを大事にしている様子が伺えました。
「私は美遊でしか踊りたいと思わない。見るのが好きなチームはたくさんありますけどね」と、強い黒潮美遊愛を話してくれました。
今後の目標
「日本一になって欲しい。その時に自分が踊っているかはわからないですけど」
激しいパフォーマンスも多い黒潮美遊の作品。体力的にきつい部分もあり「引き際も考えている」一方で、「他のチームの同い年の友達とは『ずっと踊ってようね』って約束していて。なんだかんだ言って、ずっと踊っているんでしょうね。」とのこと。
今年の黒潮よさこい祭りの見どころ
最後に、今年の黒潮よさこい祭りの見どころをお伺いしました。
「目的が地域活性化なので、参加チームの皆さんはもちろん、銚子の人にも楽しんでほしいです」と吉橋さん。
グルメ系のブースや旧車ショーなど、よさこい以外の部分も見どころだそうです。
「今後は、県外の人にも銚子の良さを知ってもらって、よさこいがない時にも来てもらうきっかけになるイベントになれば良いと思っています」
(写真提供・千代田真依さん/聞き手・佐野明子,地下玲菜/撮影・青柳愛/文・江戸しおり)
今年の黒潮よさこい祭りは11月24日(日)開催!詳しくはこちら→11月24日開催!第16回 黒潮よさこい祭り
黒潮美遊団長/黒潮よさこい祭り実行委員会 理事長の鈴木智仁さんのインタビューはこちら→「自分を育ててくれた銚子を盛り上げたいから日本一を目指す」 黒潮よさこい祭り実行委員長・鈴木智仁さん【黒潮よさこい祭り開催直前インタビュー①】