銚子は関東最東端に位置し、東京からは直線距離で約100㎞に位置しています。三方を海や川に囲まれており、自然豊かな恩恵を受けています。風光明媚な銚子は、魚やお醤油等、全国的にも有名ですが、意外にも!?銚子には、日本一や日本初があるのをご存じですか?
そこで、今回は実はスゴイ!銚子にまつわる日本一や日本初をご紹介いたします。
銚子漁港水揚げ量は10年連続日本一です。(2021年現在)寒流の親潮と暖流の黒潮がぶつかり合う潮目によって、サバ、イワシ、サンマ、キンメダイなど多くの様々な魚が水揚げできます。第一卸売市場はマグロ類、第二卸売市場では、イワシ、アジ、サバ類、第三卸売市場はタイ、ヒラメ、サンマ、キンメダイ等を水揚げします。銚子漁港と言っても、第1~3まで3カ所あり、それぞれの漁港において水揚げする魚種も違ってきます。
一年の始まりを告げる初日の出。銚子では日本一番早い初日の出を拝むことができます。(離島・山間部を除く)。水平線からみえる君ヶ浜や長崎、大海原を見下ろす犬吠埼が初日の出スポット。
元旦には、犬吠埼での初日の出に便利な列車「犬吠・銚子初日の出号」が走ります。初日の出には、銚子で過ごしてみてはいかがでしょうか?一年の計は銚子にあり!?
銚子は多様な地形と自然環境により、151種の鳥類が生息する県内有数の渡り鳥の渡来地となっています。
カモメは、水揚げ時のおこぼれにあやかろうと集まり、魚を満載した漁船の後を追ってきます。カモメにとって、銚子漁港はありがたい最高の場所。ですから、銚子はカモメの種類と飛来数が日本一なのでしょう。
10月~6月にかけて出荷される銚子の春キャベツは、生産量が日本一です。葉の巻きがゆるくて柔らかいのが特徴で、瑞々しく甘みがあります。なぜなら、春キャベツは越冬期を超すとき、凍らないように糖質を蓄えるので甘みが増すからです。また、鮮度が良い春キャベツは弾力があります。 銚子の春キャベツの美味しさを味わうには、生で食べるのがオススメです。お料理にするならサラダなどの生食や浅漬けに向いています。もちろん、さっと火を通せばさらに甘みを感じ、美味しく召し上がれます。銚子産「灯台印」は、JAちばみどりが出荷する銚子産のブランドです。
犬吠埼灯台は、国内16基の登れる灯台の内、参観者数が一番多い灯台です。
犬吠埼灯台は、1874(明治7)年11月15日にイギリス人技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計・監督のもと完成しました。2020(令和2)年12月23日には、国の重要文化財の指定を受けました。
登った先に広がる雄大な景色をぜひ、お楽しみください。関東最東端に位置する白亜の犬吠埼灯台。これからも、安全安心のため、毎日光り守ってくれるでしょう。
明治19(1886)年、東京師範学校(現国立筑波大学附属中学校)の生徒99人による11泊12日の長途遠足が、日本初の修学旅行とされており、その到達地が銚子市となっています。(公益財団法人全国修学旅行協会編纂の「修学旅行の変遷と意義」などによる)
そこで、銚子商工会議所が、日本初の修学旅行の到達地である銚子市をPRするために、JR銚子駅前に記念碑を制作いたしました。2019年10月19日には除幕式を行いました。史実を市民に知らせるとともに、歴史を発信することで観光振興の期待が込められています。銚子が修学旅行のルーツとは、とても感慨深いものです。
※掲載内容は、2021年10月21日現在のものです。
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