銚子の地層と化石

銚子観光で誰しもが訪れる犬吠埼周辺は、千葉県でもっとも古い中生代白亜紀〜ジュラ紀の地層が見られるほか、さまざまな化石を産出する中世代白亜紀の地層もあり、白亜紀浅海堆積物は、国指定天然記念物にもなっています。銚子で「地層探検」なんていうのも楽しいですね。


【地層の博物館 犬吠埼周辺】
 
「中生代白亜紀」は、今から約1億4400万年〜6500万年前の恐竜やアンモナイトがいた時代です。この犬吠埼周辺の砂岩は、約1億2000万年前に堆積した地層(堆積物)であると考えられています。
また、犬吠埼灯台の下の遊歩道を歩くと、傾斜した地層がきれいに積み重なっているのが見えます。さらに、海側に目を向けると海水の浸食作用や、風の風食作用によって作られたさまざまな地層を見ることができます。

リップルマーク リップルマーク
波や流れによって海底面にできる小さな波型模様。
「漣痕」(れんこん)、「砂漣」(されん)と呼ばれることもある。
ハンモック状斜交層理 ハンモック状斜交層理
波や流れによって砂が動かされてできる、地層の斜め模様(斜交層理)のひとつ。台風などの時などにおこる比較的大きな波や流れでできると考えられている。
砂岩泥岩互層 砂岩泥岩互層
波により泥岩が削られて窪み、砂岩が飛び出している。
取材協力: 銚子理科教育同好会 関源五郎 氏

【発掘!化石の宝庫】
 
遊歩道を東へ進むと、犬吠埼無線方位信号所のアンテナ直下に、遊歩道に囲まれた海水の丸いプールが見えてきます。このプールはかつての石切り場の跡で、大正から昭和にかけて、この海に生息していたアンモナイトやトリゴニア(三角貝)の化石や、植物の化石も地層の中から発見されています。
採取された化石の一部は、銚子市立高神小学校に所蔵されており、銚子市の天然記念物に指定されています。
海水の丸いプール アンモナイトの化石
▲ 海水の丸いプール
▲ アンモナイトの化石
 
写真提供:銚子市立高神小学校
犬吠埼周辺地域は、白亜紀の日本の様子を知る上で重要な地域に指定されています。
その保護の為、文化財保護法によりさまざまな規制等を設けていますので、ご注意ください。

>> 前のページへ戻る   >> トップページ

Copyright (C) 2001-, Choshi Tourist Association All Rights Reserved.