醤(ひしお)は、醤油の原形ともいうべきもので、約2000年前の弥生時代から古墳時代に作られた塩漬け発酵食品です。
日本に醤が伝わったのは奈良時代と言われ、その後独自の発達を遂げ、平安時代になると、醤は広く一般に普及して、生活必需品となるまでにいたり、いろいろな醤が存在しました。
醤は、動物性の魚醤(うおびしお)・肉醤(ししびしお)、植物性の草醤(くさびしお)・穀醤(こくびしお)の4つに大別され、魚醤は秋田のしょっつる、アジアのニョクマム、ナンプラ―へと発展し、肉醤は塩辛類(魚や鳥獣など)、草醤は漬物へ、穀醤は醤油、味噌、納豆などへ変化を遂げていき、今では私たちの暮らしに欠かせないものになっています。 |