『 祭り本番を迎える銚子 』

銚子の祭りは神輿を担いでお囃子と一緒に練り歩くというごく一般的な祭りと大差は感じませんが、実際に間近で見ると、町の雰囲気や人々の気質が祭りに表れていて、荒々しく勇壮な祭りは銚子らしさが実感できます。

【大潮まつり】
川口神社前で神輿を揉み合う担ぎ手たち
▲川口神社前で神輿を揉み合う担ぎ手たち

「大潮まつり」は、大漁と航海安全を祈願するお祭りで、一年のうちで最も潮の引く日である旧暦の6月15日(2005年は7月20日)に、「川口神社」「渡海神社」の2ヶ所で多くの漁業関係者によって執り行われます。

祭りの当日は、近辺の漁業関係の会社は全てお休みになり、地域一帯が「大潮まつり」を楽しみます。
なかでも川口神社の「大潮まつり」は、とても勇壮で荒々しく男らしさが魅力の祭りで、銚子の気質が良く表れています。
川口神社からの出御には、多くの担ぎ手によって2基の神輿が長い石段を駆け下りていきます。川口神社を出御した神輿は、千人塚を経由して銚港神社まで町内を練り歩き、第1・第2魚市場を経由して川口神社に還御します。

「大潮まつり」で出御から還御まで神輿を先導するのが「はね太鼓」で、神輿が1ヶ所で揉み合うときは威勢が良くテンポも早くなり、荒々しさが増していきます。鳴り響く太鼓と「ヨーイ ヨヤセッイ」の掛け声は、とてもいなせで粋な感じがします。圧倒されんばかりの迫力は必見です。
まつりの日は終日、大変に込み合いますので、見学する方も怪我のないようご注意ください。

  • 日時 : 7月20日(水) 川口神社出御 6:30、川口神社還御 17:30
  • 場所 : 川口神社近辺(銚子市川口町) 【関連ページ
  • 交通 : 千葉交通バス:川口・ポートセンター行き 「明神下」 下車徒歩1分
  • 問合先 : 銚子漁業協同組合 TEL:0479-22-3200
  • 備考 : 神輿2基
■ちょこっトリビア
「銚子はね太鼓」とは?
「銚子はね太鼓」は、江戸時代から銚子にだけ伝わる非常に珍しい太鼓で、銚子市の無形民俗文化財でもあります。
「銚子はね太鼓」は、太鼓を二人の打ち手が担ぎ上げて首とあばらで支え、打っては跳ね、跳ねては回って、宙を舞う伝統的な太鼓の打ち方です。極め付きは「ねかせ打ち」で、担ぎ手が一人を抱え込み、地を這わせ太鼓を打ちまくります。 黒潮の荒々しさを感じる力と技は、一見の価値があります。

【浅間神社の例祭】
浅間神社
▲浅間神社

飯沼観音の裏手にある「浅間神社」は、地元では「浅間様」と親しみを込めて呼ばれています。7月の第3土曜日(2005年は7月16日)に「浅間様」には、その年に生まれた子供を連れて参拝する「初山(はつやま)」があります。初山は早朝に裸足でわが子を抱いて、狭く急な階段を上がりお参りをすると御利益があると言われ、今でも多くの人々が参拝に訪れます。
浅間様から飯沼観音の周辺の通りは「焼きそば」や「カキ氷」などの出店がたくさん並び、車両も通行止めになるので多くの人たちで賑わいを見せ、気さくで和やかな雰囲気は子供たちにとっても、うれしいお祭りとなります。

  • 日時 : 7月16日(土)
  • 場所 : 浅間神社(銚子市後飯町)
  • 交通 : 銚子電鉄本銚子駅から徒歩3分

【きんめだい祭り】
来場者で賑わうきんめだい祭り
▲来場者で賑わうきんめだい祭り

銚子外川の漁業関係者が資源管理を行って大事にしている「きんめだい」は、築地市場でも大変人気があります。
その「きんめだい」を余すことなく味わえるのが、「きんめだい祭り」です。
「きんめだい祭り」は銚子市漁業協同組合外川支所の漁業関係者が毎年手作りで開催し、今年で11回目を迎えます。
年々、来場者数が増え続け、去年は約2万2千人もの来場者があり大盛況でした。
(今年の来場者も昨年以上の人出が予想されます。)

「きんめだい祭り」では、きんめだい・いわし・しらうお等の鮮魚即売、きんめ天丼をはじめとした各種料理の試食、水産資源の大切さをアピールするコーナー等が併設されます。
またガラス玉やカキ氷、団子等の販売もあり、子供連れでも安心して楽しめるイベントとなっています。
大きな目と赤い色が特徴のきんめだいは、脂が乗っていて煮物やフライに相性抜群で、お刺身も美味しくいただけますよ!

  • 日時 : 7月17日(日) 10:00〜14:00(雨天決行)
  • 場所 : 銚子マリーナ(銚子市潮見町15)
  • 交通 : JR総武本線銚子駅下車
         電車の方 (銚子電鉄:銚子電鉄外川駅から徒歩30分)
         バスの方 (千葉交通バス:銚子駅発マリーナ行き)
  • 問合先 : 銚子市漁業協同組合 外川きんめだい祭り実行委員会 TEL:0479-25-1166 

【銚子みなとまつり】
銚子の夜を彩る大輪の輪
▲銚子の夜を彩る大輪の輪

銚子みなとまつりは8月の第一土曜、日曜の2日間に分かれて行われます。

≪土曜日≫
1日目の土曜日は「やっぺ踊り」と「花火大会」が行われます。
銚子駅前シンボルロードを埋める「やっぺ踊り」は企業・団体等からの参加が中心となりますが、銚子青年会議所による「飛び入り連」がありますので、当日はどなたでも踊りの列に加わることができます。

利根川沿いでは花火大会が行われます。
花火は利根川沿岸で見ることが出来ますが、たくさんの露店が並ぶメイン会場の「シンボルロード」や、川面に打ち上げられた花火が写って見える「銚子魚市場」からがお勧めで、利根川に上がる色彩豊かな大輪の輪は、思い思いに楽しむ人の波を照らし出します。可憐なスターマインや10号玉は大変見事で、大迫力が味わえます。
例年、道路が大変混雑してしまいますので公共交通機関などをご利用してください。

みこしパレード
▲みこしパレード
≪日曜日≫
日曜日は銚子みなとまつりの2日目が行われます。
この日は「みこしパレード」と言われ、銚子市内から神輿が十数基も集まります。子供神輿と大人神輿を合わせた十数基の神輿は、若宮町にある市役所前から馬場町の銚港神社まで列を作って練り歩き、神輿が一列に並んだ様はまさに圧巻です。

神輿はかなり大きく、揉み合う時は激しく揉み合い、「大潮まつり」同様に「祭りのために生きています!」と言わんばかりの男衆や、肩に「神輿だこ」が常識では考えられないくらいに盛りあがっている人がものすごい勢いで担ぎ、観客のほうに突っ込んで来ます(見学する場合は注意が必要です。)
市役所から銚港神社の間までには休憩ポイントがいくつかあり、神輿が休んでいる間は大太鼓が地面に斜めに置かれ、さまざまなお囃子が演奏されます。銚子界隈ではこのお囃子を「鳴り物(なりもの)」と言います。
特に頻繁に演奏されるのが「早打ち(早馬鹿)」で、テンポの早い下打ちに合わせて、力強いバチ捌きで太鼓を打ち鳴らします。
一般的にお囃子は祭りのBGM的な役割ですが、銚子の鳴り物に関してはまさに人に見せるためのお囃子であり、この鳴り物があるからこそ神輿が生かされる感じが伝わります。

  • 期間 : 8月6日・7日(土・日)
  • 内容 : 『花火大会・やっぺおどり大会』
          ・打ち上げ数:約4,100発
          ・場所:銚子市中央町地先利根川河畔
          ・日時:8月6日(土)16:40〜 (花火大会は、19:30〜20:45まで)
          ・備考:雨天の場合は翌週 13日(土 )
         『みこしパレード』
          ・神輿数:大人 6基 子供 9基(予定)
          ・場所:銚子市役所から銚港神社まで
          ・日時:8月7日(日)正午〜17:30
  • 交通 : JR総武本線銚子駅下車  利根川方面へ徒歩10分
  • 問合先 : 銚子商工会議所 みなとまつり実行委員会  TEL:0479-25-3111


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