銚子とイワシ
その昔、身分の高い人は「賎しい(いやしい)」に通じるとしてイワシを食べるのを嫌ったようですが、大衆魚の代表格として長く食されてきました。また、近年ではその栄養価の高さが見直されています。

日本で食用として流通しているイワシ

《マイワシ》
通常、イワシといえばこのマイワシを言います。小羽、中羽、大羽と大きさで区別され、鯛にも勝るとも劣らない旨さで、ヘルシーで栄養価も非常に高い魚です。

《カタクチイワシ》
銚子では「セグロ」とも呼ばれます。鮮度落ちが早いため生で食べられることは殆どなく、酢漬けやほお刺し(丸干し)などで食べられます。
イタリアの「アンチョビ」は、このカタクチイワシを塩漬けにしたものです。

《ウルメイワシ》
眼の表面に透明な脂の膜ができ、眼が潤んで見えるところからこの名が付きました。
いわし節、めざし、煮干などに多く加工されています。

マイワシ
ちょこっとコラム
最も脂が乗って美味しいとされる梅雨の時期のマイワシは「入梅イワシ」と呼ばれています。
煮てよし・焼いてよしですが、なんといってもお刺身で味わうのが一番!
最近は数が少なくなり、高級魚に仲間入りしつつあります。

【銚子とイワシの関わり】 
 
イワシの水揚げ

 日本有数の水揚げ量を誇る銚子港で、イワシは水揚げの約半分を占め、地場産業の中心となっています。市制70周年記念に「銚子市の魚」として選ばれたときも、最も多くの票を集めたほど市民から親しまれている魚です。
 旧暦の6月15日(2003年は7月14日)には、港近くの川口神社で豊漁と海の安全を祈願する「大潮まつり」があります。
神輿を担ぎながら荒々しく階段を下りていく勇壮な姿に、銚子が漁師町であることを改めて実感させられます。


【食べる】 
 
 鮮度落ちが早いイワシは地元で食べるのが一番!市内各所の和食店で、イワシを使った料理を楽しめます。
  種類にもよりますが、「酢付け」「フライ」「煮付」、そして定番の「つみれ汁」などに調理されることが多いようです。新鮮なマイワシなら「お刺身」もオススメですが、最近ではいつでも食べられるメニューではありません。お刺身狙いなら、事前にお店にご確認ください。
 ここで、ちょっと面白いお店を紹介します。「ウオッセ21」の中にある『いわし家』は、ファーストフード店風の気軽に利用できるお店です。
定番のイワシ料理に加え、「グラタン」や「ハンバーグ」といった子どもでも食べやすいイワシ料理が味わえます。イワシ以外の料理や加工品販売コーナーもあります。
イワシのファーストフード『いわし家』
イワシのファーストフード 『いわし家』
(TEL : 0479-23-0576)
※ 銚子市内のお食事処は、『ジャンル別検索』の「食事処」でチェックできます!

【買う】 
 

イワシ加工食品

 旬のイワシを購入したい方は、水揚げされたばかりのイワシが店頭に並ぶ午前中が狙い目です。目が黒く澄んでいて体に艶があり、丸々と太っているイワシが栄養たっぷりで新鮮だといわれます。
 お土産用には、日持ちのする加工品がオススメです。酒の肴や食卓の一品に最適な「丸干し」、パック入りや瓶詰・缶詰でバリエーションが豊富な「佃煮」は定番ですね。
 鮮魚・加工品のお求めは、銚子漁港にある『銚子漁協直販所』や『ウオッセ21』はもちろん、市内各所のお店でどうぞ!


※販売店は、『ジャンル別検索』の「食品」でチェックできます!

 
■ 関連リンク
    ・ 銚子魚業協同組合
  ( http://www.choshinet.or.jp/~gyokyou/ )
・ ウオッセ21 水産物卸売センター
  ( http://www.seaworld.co.jp/pro/choshi/port/wosse.html )
■ 取材協力
    ・ イワシのファーストフード 『いわし家』
  (銚子市川口町2-6529-34 / TEL : 0479-23-0576)


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