『 緑の絨毯を行く 』

さぁ、トコトコト走るローカル電車に乗って銚子にある「緑の絨毯」を探しに行きませんか?
これからの時期、銚子電鉄の線路沿いや地球の丸く見える丘展望館、犬吠埼灯台の辺りでは、一面に広がる「緑の絨毯」を見ることが出来ます。

【銚子電鉄で行く】

キャベツ畑を走る銚子電鉄
▲キャベツ畑を走る銚子電鉄

銚子電鉄では「海鹿島駅」から「犬吠駅」までの間、春らしくてのどかな景観を見ることができます。
銚子電鉄の各駅の中でも「西海鹿島駅」は、ポツンとキャベツ畑の中にある改札口も無い無人駅です。こういった風情はローカル線ならではですね。

晴れた日の銚子電鉄の車窓からは、キャベツ畑の緑と青空のコントラストがとても鮮やかに写り、それだけで見る人を楽しませてくれます。「君ケ浜駅」付近に差し掛かると、遠くに「犬吠埼灯台」や「地球の丸く見える丘展望館」も見え、よりいっそうワクワクした気持ちが強まります。

【お問い合せ】
 銚子電気鉄道ホームページ ・・・ http://www.choshi-dentetsu.jp/

※「銚子電気鉄道」の詳しい情報は【今月の特集】バックナンバーでも掲載しております。


【灯台印キャベツ】

かつてキャベツは「寒玉」と呼ばれる球が固く、球内が真っ白なものがほとんどでした。しかし近年、球のしまりがゆるく、球内の葉が緑色を帯びた「春系」がやわらかくておいしいということで生産量が増加しています。
銚子では春から夏の初めにかけて、この「春系」キャベツの最盛期を向かえます。露地で栽培されるキャベツ畑はまさしく『緑の絨毯』といった印象です。

銚子電鉄の「犬吠駅」の周りや「地球の丸く見える丘展望館」一帯は、広大なキャベツ畑が広がっていて「灯台印キャベツ」の一大産地となっております。
また、JR「銚子駅」から見える風力発電の下一面にもキャベツ畑が広がっています。

銚子におけるキャベツの栽培は、温暖な気象条件を生かし昭和28年から開始され、今では灯台印キャベツとして一大産地となっています。 特に、春に収穫される灯台印キャベツは、厳冬期を越したため、甘さが多くやわらかいのが特徴です。
「灯台印キャベツ」は生で食べるのがオススメですが、旬の春キャベツに一手間加えて「灯台印キャベツとアンチョビのパスタ」はいかがでしょうか?
作り方はいたってシンプル。潰したニンニク、鷹の爪、アンチョビを入れて、弱火にかけ、香りが出てきたら「灯台印キャベツ」を入れて、茹でたパスタを絡めるだけ。簡単でしょう! 「灯台印キャベツ」ならではの甘さと柔らかさが特徴の逸品です。

風車の下一面に広がるキャベツ畑
▲風車の下一面に広がるキャベツ畑
市街に広がるキャベツ畑
▲市街に広がるキャベツ畑

■ちょこっトリビア
キャベツは、人間の歴史がはじまった頃からあるというとても古い野菜です。しかも世界中に広まっていて、世界各国で食べられています。
日本に初めて伝わったのは球にならない葉キャベツ(ケールの様なもの)で、当時は観賞用だったようです。食用のキャベツが栽培されたのは1800年代後半といわれています。
キャベツはビタミンC、カロチン、カルシウムなどが大変豊富で、特に胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果のあるビタミンUとビタミンKが多く含まれています。
胃腸薬の名前でも有名な「キャベジン」はビタミンUの別名で、胃壁の粘膜を丈夫にし、炎症や潰瘍を予防する働きがあります。ビタミンKには血液凝固作用があり、潰瘍で出血した傷口をふさいでくれます。 

【犬吠埼遊歩道】

銚子の観光名所である「犬吠埼遊歩道」でも鮮やかな『緑の絨毯』を見ることが出来ます。 「犬吠埼遊歩道」の斜面には、一面、イソギクやヒゲスゲなどの崖地植物が群落を形成いて、潮風にも負けない逞しさに目を見張ります。

潮風に吹かれながら犬吠埼遊歩道を散策していると、目の前で波が岩に砕けて白く見えます。その砕けた波の後には、限りなく広がる海の水平線が丸く弧を描いていて、暖流と寒流がぶつかりあう海が深い青色の水を称えています。
雄大な波のウネリが、太陽の光を様々な方向に跳ね返し輝いている様子は本当に美しいです。

また、遊歩道には「馬糞池」と呼ばれる潮溜まりがあり、太平洋の荒波からすると一転、ここには静寂が訪れています。
ここの「馬糞池」も光の加減で、水面は緑に写ります。そう、ここも「緑の絨毯」です。

犬吠埼遊歩道
 ▲犬吠埼遊歩道
  ※「犬吠埼遊歩道」の詳しい情報は【今月の特集】バックナンバーでも掲載しております。


>> 前のページへ戻る   >> トップページ

Copyright (C) 2001-, Choshi Tourist Association All Rights Reserved.