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銚子大神幸祭の魅力発見

平成22年410(土)、11(日)、12日(月)の3日間にわたり、東大社(東庄町宮本)、雷神社(旭市見広)、豊玉姫神社(香取市貝塚)の3社の神輿<みこし>が合流し、銚子市内を練り歩く「銚子大神幸祭」。
20年に一度のこの祭りは、西暦1102年(康和四年)に海神の怒りを鎮めるため、東大社と豊玉姫神社、雷神社の三社が、外川浜へ渡御したのが起源とされ、約900年もの長きにわたり、続いてきた伝統の祭りです。道中、15の関所が設けられ、各関所では裃<かみしも>や羽織はかま姿の使者が口上を述べて門番や殿様とやり取りをする様や、芸座手踊り<げざておどり>といった地域に伝わる芸能が披露され、荘厳な時代絵巻が繰り広げられます。
銚子地方では、オウジン様の名で呼び親しまれるこの祭りは、寿命の短かった昔は「三度拝めればよし」と言われたそうですが、近年、長寿の時代になり、5回~6回、見てきた方も大勢います。
見どころ満載の3日間、皆さんもぜひ、20年に一度の大神幸祭をご覧に銚子へお越しください。

銚子大神幸祭特設サイトへ
「銚子大神幸祭特設サイト」へ

取材協力:銚子市宮原町の皆さん、田村精一さん

銚子唯一「宮原の芸座手踊りと段もの披露」
大神幸祭で、銚子地区で唯一芸能を披露するのが、宮原町です。
宮原町は銚子の北西部に位置し、約130世帯からなる集落で、周囲が田畑で囲まれているのどかな町です。
宮原地区では、第54回銚子大神幸祭に向けて町をあげて芸能の練習に励んでいます。そこで、宮原地区に伝わる伝統芸能芸座手踊りと段ものの練習にお邪魔してきました。小学校2年生のお子さんから大人まで、一生懸命練習する姿を拝見して、大神幸祭当日が待ち遠しくなりました。
宮原町の風景

15箇所に設けられた関所では、各地区の住民による大名行列や剣舞といった伝統的で多彩な芸能の数々を見ることができます。その関所で、宮原地区の皆さんが披露するのが、芸座手踊りと段ものです。また、関所を通る際の使者や使者受けの口上とその動作も、芸能の中の醍醐味のひとつです。歌舞伎のしぐさのようにも見える口上とその動作は、各地区によってそれぞれ異なります。


第53回銚子大神幸祭での宮原地区の芸能「芸座手踊り」
芸座手踊りの衣装
伝統の芸座手踊りは、総勢50名が舞います。新しい衣装も出来上がり、本番さながらの練習が行われています。


宮原地区の芸座手踊りの練習は、集落の中心にある蓮蔵院で行われています。お囃子の音が鳴るとあちこちから、子どもたちが集まってきました。そして、練習が始まると今度はお年寄りが通りに出てきて、練習の様子を温か~い目で見守っていました。
踊りの先頭は、舞踊の先生石上サトさん、その後ろを年齢の小さな子から順に列になって踊ります。
曲名は、「大漁節」「御神幸」「熱海」「大和」「磯部」「吉野囃子」「日の出囃子」「早打ち囃子」にレコード曲「久保田節」と「チャッキリ節」を入れて全8曲。「振りは全部覚えたよ!」と自慢げに話す子どもたちがなんとも頼もしい!

芸座手踊りの練習風景



段物と鳴り物の練習風景
宮原町の大太鼓は、原木(ケヤキ)くりぬきで直径は二尺あり、明治14年から130年もの間、代々使われてきたものです。今、同じものを作るとしたら300万円以上とのこと。こんな高価な太鼓一式を見るだけでも、昔の宮原の芸座、鳴り物に対する意気込みと、地域づくりに与えてきた影響が計り知れないことがうかがえます。
舞踊に華を添えるのは、宮原町鳴り物会の皆さんです。大神幸祭では、段ものが鳴り物の一番の見せどころです。宮原町に現在伝えられている段もの、「津島くずし」「中山」「ヒシ囃子」の3曲を披露します。

20年の時の流れ それぞれの想い

「一口に20年に一度」と言っても、誕生した子は二十歳になります。20年の月日は町も人も景観もすべて色を変えてしまうほど長い年月です。
そんな20年に一度の祭りが、今年で54回を数えることに驚き、そして喜び、懐かしさに浸るのは外川在住の田村精一さん。大神幸祭に熱い思いを寄せるおひとりです。
そこで、これまでに大神幸祭を5回も見てこられたという田村さんに大神幸祭についてお話をうかがってきました。銚子弁を混じえての楽しいインタビューでした。
田村精一さん(第53回大神幸祭 外川にて)
第53回大神幸祭 外川にて

 ■ 田村精一氏 ■
 銚子市外川在住
 郷土史家、外川ミニ郷土資料館スタッフとしてご活躍中
 平成2年の第53回大神幸祭では、外川関所の役人を務められました。

インタビュー
これまでの「銚子大神幸祭」の思い出を教えてください。
第50回 -2歳の時-
親父さんに連れられて見に行った。でも、おぼえでっがよ~。(覚えているわけないだろう)

私・・・確かに覚えていたらびっくり!

第51回 -22歳の時-
女房の成江(まさえ)と結婚して間もない頃で、甥っ子をおぶって小川関所で芸能を見て楽しんだ。人でごった返してたなあ・・・(大混雑していたなあ)

私・・・若かりし頃の田村さんの姿が目に浮かびます・・・。

第52回 -42歳の時-
釣り船屋を始めて忙しい頃だったが、ちゃーんと見に行ったよ。外川関所は50000人近くも人が出て身動きとれねえくらいにぎやかでよお。芸能も面白いのがいっぺい(いっぱい)あって笑っちゃーど。

私・・・大神幸祭のハイライトは、外川漁港で行われる「お浜降り」と「お潮くみ」の祭典ですから、外川は、やっぱり一番の人出なのですね。

第53回 -62歳の時-
外川関所では、飾りや舞台が全部吹っ飛ぶほどおおしけで、見物客もわ~か(少し)しかいなかったわ・・・。かわいそうによお。芸能の人らあは着てるもんもわらわら(乱れてしまった様子)になってよ。

私・・・残念でしたね。今年はぜひ、晴天になるといいですね。実は、私は今年初めて大神幸祭を見るのです。20年に一度のチャンス、とってもとっても楽しみです。
これからの「銚子大神幸祭」に思うことはありますか?
もともとは海の神様の怒りを鎮めて大漁を願うための祭りだったきっど(だったけれど)、今では大漁豊作に感謝する祭りとして続いているのは、ありがてえこったーよ(ありがたいことです)。神様が守ってくれるわけだがら、こうゆう祭りはず~っと続いでってくんねえど。(続いていってくれないと)
102歳の時に拝めれば7回も見だことになんのが・・・。その頃まで生きでいっかな・・・。

私・・・銚子市が千葉県屈指の高い食料自給率を保っているのも大神幸祭のおかげかもしれませんね・・・。田村さんならきっとお元気で第55回の大神幸祭もご覧になれるはずです♪
そしてこの大神幸祭が次の世代へと受け継がれていくことを願います。

インタビューの後、田村さんから、20年前(平成2年)の第53回大神幸祭を見に外川に来ていた女性が、祭りの翌年、何の縁もない外川に嫁いで来たというお話を聞きました。これも大神幸祭が取り持つ良縁なのかもしれません。時代とともに、人々の見方や感じ方が少しずつ違っても、大神幸祭はこれからの銚子を担っていく次の世代へも受け継がれ、20年に一度、ずっと続いていくことでしょう。

今回の取材でこの祭りが持つ、大神幸祭の計り知れない力を知ることができました。
宮原町の皆さん、田村さん、取材へのご協力、ありがとうございました。
私も頑張って、あと3回は大神幸祭を拝みたいと思います!

※掲載内容は、2010年2月26日現在のものです。

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